朝は魔の時間
働くママにとって朝の時間はあっという間に過ぎてしまう魔の時間帯。
そんな忙しい時でもやっぱり子供の栄養は気になるもの。
そもそも、こどもにとって朝ごはんが重要な理由はなんでしょうか?
朝ごはんが大事な理由
エネルギー源:
朝ごはんは夜寝た後に最初に食べるものです。
寝ている間に失われた栄養を補給し、身体にエネルギーを補充します。
子どもが学校や遊びで活動元気よく過ごすためには、朝食はとても大事です。
脳の機能:
朝ごはんは脳の栄養。
栄養豊富な食事を摂ることで、集中力や記憶力があがるので、学校の成績にも良い影響を与えます。
最高な組み合わせの食材
朝ごはんに食べたほうが良いものにはどんなものがあるでしょうか?
それはごはん+たんぱく質+鉄分です!この最強な組み合わせを朝に摂ることで子どもの成長に大きく影響します。
お米:
炭水化物を摂り、血糖値を上昇させることで集中力が高まり学力が向上するだけでなく持久力も高まり、体力面でもメリットがあります。
朝ごはんの主食に米を食べている子どものほうが、パン(小麦)を食べている子どもよりも意欲/言語/記憶に関わる脳の発達が良好であることが脳科学の研究で明らかになっています。
卵:
いわずと知れたタンパク質の王様。医師も推奨している食材であり、1995年の研究で、たんぱく質をしっかり摂った人と摂らなかった人を比較したところ、「たんぱく質を摂らなかった人の攻撃性が増した」という結果が出ています。
また2017年の研究では、朝食にたんぱく質をしっかり摂った人と摂らなかった人では、「しっかり摂った人は、周囲の人をより受け入れることができた」という結果が出ています。
つまり、周りの人にやさしく接することができたということです。朝食のメニューにタンパク質を取り入れることで、おだやかに1日を過ごせるようになります。
鉄分:
鉄分は1日の必要量を満たすことが難しい栄養素。朝ごはんを抜いてしまうとすぐに不足してしまいます。
症状がない”隠れ貧血”の状態であっても、集中力や記憶力が低下するという報告があります。
妊娠中、貧血になって気持ち悪くなったり、何だか体がだるくて動きたくなくなった・・と心当たりのある人もいるのではないでしょうか。
特に脳が大きく成長する未就学児のときは、脳の中枢神経を育むことで発達障害を防ぎ、5歳以降の運動能力や学力に影響する鉄分の不足は避けたいですね。
時短になるお助けメニュー
それでは毎日時間と戦っているママさんにとって、時短になるお助けメニューにはどのようなものがあるでしょうか。
オムレツ:
- 卵を使ったオムレツは、タンパク質が豊富で手軽に作れます。具材を好みで加えて、チーズやハムをトッピングしても美味しいですね。
ツナサンド:
- ツナ缶をマヨネーズと混ぜてサンドイッチに挟むだけ!簡単で栄養バランスも良いです。
ベーコンチーズマフィン:
マフィンにベーコンとチーズをトッピングして焼くだけ。子供に人気のあるメニューです。
鯖サンド:
- 缶詰の鯖を使ったサンドイッチ。鯖は鉄分も豊富です。鯖ご飯もとても美味しいですよね。
納豆ご飯:
- 納豆はタンパク質と鉄分が豊富。ご飯に混ぜて食べると栄養バランスが良くなります。
まとめ
子どもの朝ごはんはとても大事ということがわかりました。
なぜならエネルギー源であり脳の活性化に必要なものだからです。特に未就学児では脳への発達に大きくかかわってきます。
お米+たんぱく質+鉄分が最強の組み合わせ!
これらの最強タッグを簡単に取り入れていきたいですね。
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